タイ国におけるタイ方医学関連法律

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この法律は、医療業務を統制するためだけでなく、国民の健康と安全を守るためにある
同時に、タイ国におけるタイ方医学関連の国家資格も規定している
ここに掲げられたもの以外は、タイ政府が認める資格ではない

タイ方医学関連 医療業務に関する最重要法律
(1999年5月10日発令、2011年改正)

พ.ร.บ. การประกอบโรคศิลปะ วันที่ ๑๐ พฤษภาคม พ.ศ.๒๕๔๒

1.第4条(定義)

“(ここにおける)医療業務”とは、人に対して、診察、診断、症状軽減、病気予防、健康維持・増進、助産などに関することを遂行する又はそれを希求する専門職に従事することである
しかし、(西洋医療、中医、など)医務局や厚生省が定める専門職又は法に定める相当のものを除く

“タイ方医学業務”とは、タイ方医学の知識や、世代を超えて伝授され発展し継承されてきた教典、又は委員会が認証した教育機関で行われる教育に従って、タイ方医学関連業務に従事することである

“タイ方医療”とは、診察、診断、症状軽減、病気予防をタイ方医学に基づいて行うことである

“タイ方薬事“とは、サムンプライの薬をそろえて準備すること、生産、製造、選抜、品質管理・保証、調合、タイ方医師の指示書に基づいて処方すること、タイ方医療関連の薬事法に基づいて販売することなどを遂行することである

“タイ助産医療“とは、妊娠中の女性の診察、症状軽減、助言、健康維持、妊娠中や出産時の異常の防止、産後の母子の健康管理や維持をタイ方医療に基づいて行うことである

“タイ方応用医療”とは、
委員会が認証した教育施設における教育に基づいて行う(タイ方)医療で、理学的な医療器具を使用し、厚生省が規定する診察や症状軽減のための医療である

2.第5条(業務分類)
法令による医療業務は以下のように分類される

1)タイ方医学
タイ方医療、タイ方薬事、タイ助産医療、その他委員会の推奨に基づいて大臣が告知するもの
タイ方手技医療(タイ式マッサージ)は、2001年2月1日 タッパラングスィー厚生大臣の発布により上記分類1)つまりタイ方医学の中に入った (*1)

2)タイ方応用医療(タイ方医療に依存するが、理学機器も応用する方法)

3)理学療法による症状軽減(2004年削除された)

4)医療技術(2004年削除された)

5)勅令により決められたもの


(*1)

厚生省発布
仏歴2544年(2001年)
タイ方医学医療業務への分類“タイ式マッサージ”の追加に関して

昨今、マッサージは広く普及し、症状軽減に関する科学の1つとみなされている。しかし、いまだに法律上の規定がなく、実務において学術的規定に沿っている場合も、人々に危険な場合もあるなど、様々なことが起きている。

それ故に、2542年(1999年)発令の医療業務に関する法律の第5条(1)、第7条、第13条(2)に基づく権限により、厚生省担当大臣は医療業務委員会の推奨に基づいて、タイ方医学医療業務への分類“タイ式マッサージ”の追加規定を、以下のように告知する。

項1)“タイ式マッサージ”とは
診察、診断、症状軽減、病気予防、健康増進及びリハビリテーションを、押す、動かして押す、もむ、つかむ、ストレッチする、引っ張る、ハーブボールを当てる、ハーブサウナに入れる、又はマッサージ技術に従ったその他の方法で、或いは、薬事法に基づいたサムンプライの使用など、これら全てをタイ方医学に基づいて行うことである。

項2)申請者資格及び学識
医療従事者資格登録申請・取得希望者の資格及び学識は、2542年(1999年)発令の医療業務に関する法律、第32条、第33条(1)に規定する。

項3)資格申請、受領、発行
医療業務従事及びその統制の条件は、2542年(1999年)発令の医療業務に関する法律の条項に従うものとする。

項4)医師、看護師、理学療法士、タイ方医師、タイ助産師、タイ方応用医療士、によって行われるタイ式マッサージは、タイ方医学医療業務の1つである当タイ式マッサージ師の資格なしで、通常職業業務として又は、保有する資格の医療業務として行ってよい。

項5)もしこの告知実行に当たって問題が生じた場合は、医療業務委員会の委員長が調査すること。

項6)発布されたこの法律は、官報(*2)による発表から180日を経過した日より、実効とする。

発行日 2544年(2001年)2月1日

コン・タッパラングスィー
厚生大臣

(*2)
官報は2001年3月27日に発行となったため、この法律は上記文面通り、2001年9月24日から、実効となった。


3.第32条(申請者資格)
医療従事者資格登録申請・取得希望者は、以下の資格条件を満たさなければならない。

1)満20歳以上であること

2)第33条で規定する学識を持っていること

3)学科委員会が認める、学科の尊厳を損なうような悪品行の経歴がないこと

4)学科委員会が認める、学科の尊厳を損なうような、訴訟事件の最終判決で禁固刑を受けたことがないこと

5)覚せい剤や有害な薬物中毒者でないこと

6)虚弱体質者でないこと、学科委員会が認める、医療業務に適さない病気のないこと

7)精神異常や認知(痴呆)症状がないこと

4.第33条(1)(申請者学識)
医療従事者資格登録申請・取得希望者は、各分類ごとに次のような学識がなければならない。

1)タイ方医学
A)公共の教育施設や厚生省が定める、規定・方式・条件に基づいて、タイ方医学委員会が認定した病院で、教育訓練を受け又は当該国家資格保持者から教育伝授され、タイ方医学委員会が行う試験に合格すること。又は、

B)タイ方医学委員会が認定した、タイ方医学教育施設で教育訓練を受け、タイ方医学委員会が定める、規定・方式・条件に基づいて、タイ方医学委員会が行う試験に合格すること。又は、

C)国家が認め、タイ方医学委員会の定める条件に従った評価に合格すること