よくいただくご質問と回答


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H) 受講最終確認

ご回答


A1.タイ式マッサージをやる上で不向きな体質、体型などというのはありますか?
A2.体が小さく大きな力が出せるか心配ですがタイ式マッサージができるでしょうか?
タイ式マッサージは体の小さな方でも大きな方に、必要な力を届かせるためのいくつかの工夫があります  それは無駄な動きを排除して持続的なパワーを温存し、いろいろな道具をその時に応じて選択し使っていくからです  従って特に”この体型がよい”とかはないといってもいいと言えます  また、タイ式マッサージを施術側として行っていって、何らかの体の不調が改善していった方が当スクールの生徒の中にたくさんいます  それは真のタイ式マッサージの持つ、2面性受ける側も、施術する側も快適な状態で行うからです
基礎コースでこの件を学んでいただきます


A3.マッサージの経験が全くありませんが授業についていけるでしょうか?
受講生の多くはマッサージ経験がなく、授業は生徒各人の経験や体力も考慮して進められます  従ってそのような生徒も問題なくタイ式マッサージを受講していただけます
また、たとえマッサージ経験がおありでも当スクールで新たに学んでいただくことはたくさんあります


A4.高齢ですが授業についていけるでしょうか?
当スクールの最高齢生徒は75歳です 若い人の中に入って立派に卒業されていかれました
タイ式マッサージは ”手(技)” と ”道具(体の他の部分)” そして ”心” を使って施術していきます  体力や記憶力は必ずしも重要な要素ではありません 早く覚える方もいれば、遅く覚える方もいます  授業は生徒各人の体力、体調、個性などを充分に考慮して進めて行きます
従ってあまり心配されないようにしてください


B1.文部省認定校とはどういう学校ですか? 他のスクールとの違いは何ですか?
文部省認定校とは、タイ国学校法に基づいて、その存在価値や設備、校長人格、カリキュラムを審査し、設立及び教育を許可した学校です  審査はたいへん厳しく安易な設立は不可能です
例えば、タイ語で登録された前学校名はタイ語では(もちろんタイ語で書くのですが)”RoongRian Prussapha Hatthaa Phaen Thai” (ローンリアング プルッサパー ハッタ ペン タイ)  更に、文部省に英語で登録された名称もあります ”Phussapa Thai Massage School”です
したがって、学校設備や校長、教員、教育内容も文部省によって保証されているともいえます
現スクールはタイ国文部省正規登録(So Cho.11取得)タイ式マッサージ科教諭が、理論と実技を教えていきます

またタイ国文部省は、タイ国外はもとよりタイ国内でも文部省校分校を許可しません
タイ国内の文部省認定〇〇校の〇〇分校は存在せず、作る場合は別名で新たに申請しなければなりません 例えばワット・プラチェトゥポン(ワット・ポー)伝統医学学校は、チェタワン・チェンマイ・マッサージ学校として新設されています


B2.文部省認定校と厚生省認定校の違いは何ですか?
実は、日本ではタイ国学校制度が広く認識されていないために、多くの方が誤解しています。 タイ国には文部省認定校以外の学校法人(タイ語で”RoongRian” ローンリアング)はありません
厚生省または労働省認可の学校法人”RoongRian”(ローンリアング)は存在しません
法的には、文部省認定校以外のいわゆるスクール、School、学校、訓練センターなどは、会社法人”Borissa”(ボリサ)や、協会”Samakom”(サマーコム) などとして何かを教えることは可能ですが、タイ国での登記分類が学校法人ではなく、会社法人や協会などです
更に、話を複雑にしている事実としては、西洋医学・タイ方医学に関するカリキュラムのみ(学校の設立許可は無関係)は厚生省が認定します

更に詳しい文部省認定校に関する内容は、タイ伝統医学、タイ式マッサージ教育施設の歴史 をご覧ください


B3.試験に合格したら、卒業証書(修了書)がもらえるとありましたが、それは資格ですか?
一般的に文部省認定校が発行する卒業証書は単なる“修了証”であり資格ではありません
プッサパー・タイ伝統医学及びリフレクソロジー研究所では、タイ国文部省正規登録(So Cho.11取得)タイ式マッサージ科教諭の日本人教諭が授与する修了書です 資格(後述)ではありません
参考までに、現在タイ国内でタイ方(伝統)医療に関連する国家資格は、
1)タイ方医療(ウェーチャガム・タイ)
2)タイ方薬事(ペーサッチャガム・タイ)
3)タイ方助産(ガーン・パドゥングカン・タイ)
4)タイ式マッサージ(ガーン・ヌアッ・タイ)の資格のみです
また、これとは全く別に公務員資格として、タイ式マッサージのタイ国文部省教員資格があります
 (例えば上記タイ式マッサージに関しては、所定の学校にて2年の履修義務後に、厚生省で行われる試験<年1度>に合格すれば国家資格が得られます)
タイ式マッサージ師の国家資格を卒業と同時に発行できる学校は、将来も含め、タイ国外はもとよりタイ国内にもありません  卒業後にタイ国厚生省で国家試験を受けてそれに合格してはじめて国家資格が得られるからです

尚、タイ国文部省校の卒業証書(修了証)は、タイ国内において法的有効書類となり履歴書などで有効な履歴になります その他の学校のものは有効な履歴としてカウントされません


B4.プッサパータイ伝統医学及びリフレクソロジー研究所の生い立ちは?
2001年タイ国で設立され、2015年末閉校したプッサパータイ式マッサージ専門学校を2016年にそのまま引き継いで、設立されました タイ伝統医学、タイ式マッサージ教育施設の歴史 をご覧ください


B5.タイ式マッサージには、中部式とチェンマイ式、南部式と北部式とかあると聞いていますが、プッサーパースクールではどんなスタイルで教えていますか?
ストレッチが多いとチェンマイ式、セン押しが多いと南部式とか呼ばれる場合がありますが、それら全てを含んだものがタイ式マッサージであり、 タイ方医学の一部であるタイ式マッサージは1種類しかないというのが、私どものそして文部省・厚生省の見解です
しかし、あえて2種類をあげるとしたら、次の2つの分類法が考えられます

分類法A.
1)リラックスまたは一般的な健康維持のためのマッサージ (”いやし”に重点が置かれたもの)
2)症状軽減マッサージ
プッサパーではこの分類A-1を初級、中級、で、A-2をタイ式症状軽減マッサージコースで学んでいただきます

分類法B.
1)昔王宮内で王様に行われていたマッサージの流れを汲むもの ”Rachasamnak(ラーチャサムナック)”
2-1)町で庶民に、一般的な疲れ取りや健康のために行われていたマッサージ ”Charoeysak(チャルイサック)”
2-2)町で庶民に、特定の症状軽減(治療)のために行われていたマッサージ ”Charoeysak(チャルイサック)”
プッサパーではこのB2-1を初級、中級で、B2-2をタイ式症状軽減マッサージコースで学んでいただきます
なおB-1は、昔から、弟子入りした弟子に師匠が個人的に教え、学校では教えられていません
*多くの伝統医学が治療から始まっていることから、タイの伝統医学の教典もその言葉を使っています  治療は現在医師が行う行為ですが、ここでは以上の観点から(治療)という表現をしています


B6.プッサパーにはインストラクターコースはありませんか?
タイ伝統医学、国家資格でもご案内していますが、タイ国には、タイ伝統医学関連の国家資格としては
1)タイ方医療(ウェーチャガム・タイ)
2)タイ方薬事(ペーサッチャガム・タイ)
3)タイ方助産(ガーン・パドゥングカン・タイ)
4)タイ式マッサージ(ガーン・ヌアッ・タイ)(最短2年の規定科目履修義務があり、普通の学校では教えられていません)
だけしかありません
また、これとは全く別に公務員資格として、タイ式マッサージのタイ国文部省教員資格があります

コマーシャルで、つまり宣伝で、あたかも、”卒業するとタイ式マッサージを教えられる” ような錯覚を思わせるようなことをうたっている学校があります

上記のように、4)タイ式マッサージ師(教師ではない)でさえも、最低2年の履修義務があるのに、 短時間のタイ式マッサージコース受講だけで、タイ国でタイ式マッサージの教師ができることはありません
当校では、そのような法律的な背景を重んじて、インストラクターコースという名称のコースはありません
しかしながら、人に物事を教えることの難しさを充分に認識して、タイ式マッサージだけでなくタイ式マッサージに関連した 様々なコースを教えることによって、他校より多くのタイ方医学の知識やタイ式マッサージの技術を習得していただけるような配慮をしています
卒業後、タイ式マッサージの実技経験を積み、タイ方医学の知識・理論を深く学んで後進に教えられるように精進してください


C1.テキストは日本語ですか?英語ですか?
100%日本語の教科書を使います


C2.実習は、何人位の生徒に何人位の先生がついて、教えてくれるのでしょうか?
授業は通常、理論も実習も1~2名で行われます
従って、内容の充実した授業を受けていただけます


C3.基礎コース、中級コース、フットマッサージコース を順番連続で受講しても学習の負担は大きくないでしょうか?
上記のコースでしたら連続して受講されても大丈夫と思います 事実多くの方がこのコースを連続して受講されています  ただ、内容が薄くて誰でも簡単というわけではありません 各コースそれぞれに充分なボリュームを持っています  普通にがんばれば ”それほどの困難はない” という感じでしょうか


D1.サムンプライ (ハーブマッサージ) コースは、どんなことを学べますか?
サムンプライ (ハーブマッサージ) コースは、タイ式マッサージがインドを起源としていることに関連しています その事実は基礎コースから学んでいきます  実はサムンプライは、タイ式マッサージを初めとするタイ伝統医療と切っても切れない関係にあります タイ伝統医療の原形がインドで起き上がった時からマッサージとサムンプライ(自然から取れた薬)はいっしょだったのです そして2500年たった今でもタイではサムンプライとタイ式マッサージは仲良く同居しています 最近日本でも漢方薬を使う病院がでてきたように、タイでもサムンプライを使う病院が増えてきています またスパーでもよく使われるようになりました
タイ式マッサージを学ぶものはこれを知らなければ片手落ちということで作ったコースです
教える側も、学ぶ側もたいへん楽しいコースです まるで料理教室みたいな要素もあります

メインテーマは、
1)タイ式マッサージで使われるサムンプライの一般的知識
2)ハーブサウナの理論と実習
3)ハーブ玉マッサージの理論と実習
4)ハーブを使用した産後の女性に対するケア-
です


D2.セサミオイルを額にたらしたりする施術として日本で語られる、インドの伝統医学アーユルヴェーダとタイ式マッサージの関連性はありますか?
当スクールの基礎コースで学びますが、タイ式マッサージはインドを起源としています
4~5,000年前のインドを起源とする、アユルベーダ医学は広範囲に亘り、しかもそれぞれ深い内容を持っています
その後仏教とともにこの医学はインドシナ半島に入って、この半島の国々の現在の宗教や医学の元となったと考えられます
タイ方医学の医師たちは、タイ方医学がタイで継承され発展したにもかかわらず、その発祥の源であるインドのアユルベーダ医学に敬意を表して、 伝統医学が本来目指した症状軽減(治療)の履修科目をアユルベーダと呼ぶことが多くみられます

これに関した当スクールのコースに関しては、こちらをご覧ください
タイ式マッサージを仕事として始めて、しばらくして遭遇されるであろう壁の1つ ”お客様の諸症状の軽減を目指したマッサージ” です
履修内容の奥行きの深さや、微細な説明の必要性からか、 ”タイ国内の名人先生や医者によって実証済みの” 症状軽減マッサージを教える学校も、 先生も残念ながらいないのが現実です それでがんばって作ったコースなのです

<シローダーラーに関して>
オイルを額にたらしたりするものは、以下のシローダーラーと呼ばれるのもです
タイ方医学では、ごま油などを体に塗ってマッサージすることはありません
<以下は辞典からです>
アーユルヴェーダの治療法(浄化法)は、可能な限り身体に負担を掛けないように時間を掛けて、 過剰なドーシャやアーマを身体外に排泄させるために 1.前処置→ 2.中心処置→ 3.後処置の順番で施される

1. 前処置 プールヴァカルマ
* アーマパーチャナアーマ (毒素)の消化法
* スネハナ・カルマ 油剤法
* シローダーラー 頭部の浄化、中枢神経の強壮、精神疾患などの治療
* アビヤンガ (= Abhyangaとは塗布する意・オイルマッサージのこと) 塗布するオイルの種類によって目的が違う
* ピリツイル (スネハナカルマ + スウェーダナ・カルマ) 発汗法のこと、王様の治療法と呼ばれ、熱い数リットルのオイルを全身に振り掛けマッサージする  麻痺、リューマチなどの難治性疾患に効果がある)
* エラキリ (スネハナカルマ+スウェーダナ・カルマ) 関節痛、リューマチに効果がある
* ナバラキリ (スウェーダナカルマ) ナバラライス(薬米)とBalaなどの生薬と牛乳を使用する

2. プラダーナ・カルマ 中心処置 パンチャカルマ
* ヴァマナ (催吐法・主に胃・肺・食道・喉の浄化を目的とする):Vaman
* ヴィレチャナ (催下法、下剤):Virechan
* バスティ (浣腸法):Basti
* ナスヤ (点鼻法・主に喉・頭部・顔面を浄化する事を目的とする):Navan/Nasya
* ラクタ・モークシャ (瀉血療法):Rakta Moksha

3. 後処置 パシュチャートカルマ
* シャマナ鎮静法 ドーシャのバランシングとアグニの正常化
* サンサルジャナ食餌療法
* ラサーヤナ不老長寿法 生薬や鉱物で作られた薬品を摂る(Chavanapurashが有名)
* ヴァジーカラナ強精法 良い子孫を作る為の方法 ラサーヤナ同様、薬品を摂る

アーユルヴェーダには症状別にエラキリ、ナヴァラキリ、ピリチル、ウドゥワルタナ、パンチャカルマなど40種類以上の治療法があるが、 浣腸法などのパンチャカルマは日本では医師しか施すことができない
このようにアユルベーダの学問は相当な深さをもっていて、シローダーラーは不眠や頭痛を取り除き、 記憶力と集中力を高めるための治療法のひとつです  また上記のように広い知識に裏付けられた幅広い治療を行わないといけいないということなので、中途半端な施術は効果を出せないし、 その中には医師にしかできないものもあります  これらの施術は、「インドで少なくとも数年の履修の後に日本で医師の資格を取って行うこと」 であると思います 従って、我々に言えることは、簡単に考えない方がいいということです もし、行う場合は以上のような履修と資格が必要になります


D3.一度に全てのコースを受けた方がいいようには思いますが、症状軽減マッサージコースは、 初級から中級コースの延長線上にあるもので実務未経験者が理解できる内容なのでしょうか? 経験を積んで壁にぶつかってから学んだほうが理解できるのでしょうか?
当スクールの基礎コースで学び始めますが、タイ式マッサージ学習のたいへん重要なことの1つに、道具の使い方があります
最初に習う”簡単に使える道具”もあるし、徐々に学んでいく”使うには訓練がいるもの”もあります 最初に60%の道具で敵に向かうか80%の道具で敵に向かう兵士に似ています  お客様を敵と呼ぶのは全くふさわしくないですが、比喩としてお考えください
60%でも戦うには充分な兵力です しかし、めったに現れないのも事実ですが、強敵が現れた時どの道具を持って戦うかです
例をあげれば、通常のお客様は、首肩こりや、腕脚の痛み、または全身の疲れでしょう、でも中には慢性の腰痛や、四十肩、生理不順、寝違え、偏頭痛などで、尋ねて来るお客様もあるでしょう  そのような時にどこまでできるかです
では上記残りの20%(10%かもしれません)はどこで得られるのか
タイ式マッサージは、その他の伝統医学と同様に奥が深くどこまで学んでも、そのすぐ先は実務経験を踏むことが期待されます そこに上記の20または10%があります
従って、中級コースまでの受講で一旦実務経験を積むのもいいし、考えられる可能性に少しでも間口を広く持って症状軽減マッサージコースまで一度に受講するのもいいと思います  ご検討のお手伝いはさせていただきます、気軽にメールください


D4.『椎間板ヘルニアの人に、ストレッチがいい』という人がいますが、とても信じられません ご意見をお聞かせください
まずは一般論からです
タイ語で”ダッ(ト)”いわゆるストレッチは、タイ式マッサージは伝統的に全部で約80(展開類似型を含めて140くらい)の姿勢があります  これをいきなり、これから初めて教えるような乱暴な学校はありませんがもしあっても何百時間もかかると思います
学校によりますが、当スクールではその他にもっと大事な基礎的なことを教えたくて、最初は必要最小限のストレッチを教えて、少しずつ増やしていきます  チェンマイの2~3の学校とは見解を異にしています

”ストレッチ”はテレビや雑誌の報道でその大きな動きゆえに、まるでタイ式マッサージの代表のようによく取り上げられていますが、 初心者にとって非常に危険性を伴うものがあるので当スクールでは安全第一の教授をしています またストレッチは、行うべき明確な理由があって行われるべきという立場をとります
ストレッチは、基礎、中級と徐々に増やし、症状軽減マッサージコースで本格的にその領域に入っていきます  リラックスのマッサージも奥行きがありましたが、それはまたそこから何倍もの奥行きがあります 
もう少しだけ付け加えますと、一般的に症状軽減マッサージは
・センを押すマッサ-ジ
・特定のツボを押すマッサージ
・ストレッチ
この3つを組み合わせていきます
よくある、「このツボは何のツボ、ハイここを押せば症状が軽減しますよ!?」式の方法は、あまり効果を期待できません
人の体はいろいろなシステムが相互に係り合って動いているからでしょうか、このような症状軽減法は、 かなり遠くから一本の矢を射て症状を軽減するが如しの命中率です

<椎間板ヘルニアに関するインターネットからの情報>
椎間板ヘルニア(Herniated vertibal disc) に関して多くの場合腰で起きるので腰(腰椎)だけかと思われがちですが、 ヘルニアは首(頚椎)でもおこる可能性があります (頚椎の場合は今回割愛します)
”ほとんどの腰痛は、腰椎の後方変位が原因”
腰痛を引き起こす疾患や病名には、椎間板ヘルニア、脊椎分離、変形性脊椎症、骨粗鬆症による腰椎の圧迫骨折、脊柱菅狭窄症、 脊椎靱帯骨化症(特に後縦靱帯骨化症)、脊椎披裂症(二分脊椎)、各種の腎臓疾患(腎炎、遊走腎、腎結石など)、尿管結石、膀胱結石、 子宮筋腫、まれに脊髄腫瘍や癌の骨転移など、多くの病名や症状が知られています  しかし、腰痛を訴えて来院する患者のうち、これらの病名のつく患者はおよそ20%であり、残りの80%が病名を付けられない「不確定な要素による腰痛」であると、 ある整形外科医は語っています  これら80%のいわゆる病名のつけられない腰痛は、一般には、いわゆるギックリ腰、病院では「急性腰痛症」と呼ばれていますが、 これらは、いずれかの腰椎の後方変位が原因です これは、レントゲン分析の結果をふまえての話です
一般的な経験則ですが、腰椎の後方変位が5mm以上になると、椎間孔で神経根が圧迫され始め、坐骨神経痛が起きるようです  もちろん個人差があるようです  また椎間板ヘルニアなど椎間板の問題を併発して坐骨神経痛を起こすこともあります(この辺は当校基礎コースで学ぶ所です)

30才を過ぎると、脊柱を支える筋や靭帯の強度が徐々に低下し始めます 筋肉や靭帯の衰えを日々の生活の中で予防するのは、 十分に歩くことが最も手軽に行なえる予防運動なのですが、現代人は歩くことが少なくなっていますので、その意味では、車で通勤し、 職場でも一日中座りっぱなし(しかも腰を丸めて!)という人が、腰痛を起こしやすいと云えるでしょう
一般的に脊柱の骨は、後方へ変位しやすい構造になっています

従って、
『ヘルニアの人には、後ろにそらすストレッチ(ブリッヂ)は逆にとても効果があるんだよ』
これに関しては、もっと多くのことを確認してからでないと危険です
『筋肉ではなく、ヘルニア等関節や骨に関する痛みにストレッチはタブー!ですよね?』
これも同様にもっと多くのことを確認してからです

ではどういうマッサージをしたらいいのでしょうか?
この答えを皆さんと共有したくて、がんばって作ったコースがアユルベーダ症状軽減マッサージです


E1.最終日の試験は、難しいんですか? 実技は厳しいんですか?
試験は筆記試験=理論(20%)と、実技試験(80%)両方あります
しっかり普通に学習すればそれほど難しくありません
大学入試みたいに振り落とすための試験ではなく、今まで学習した内容を、学んだものも教えた側も確認するためのものです


E2.試験に合格しなかったら、どうなるんですか?
その場合は補修をしていただきもう一度試験します 再試は無料です


E3.再試のための補修とかあるとありましたが、それは無料ですか?
特別な場合(補修が長期にわたる場合)を除いて無料です


F1.卒業後、独立して仕事がやっていける技術レベルでしょうか?
初級コースだけでも、2時間のマッサージができるようになって卒業していただきます
これだけで仕事ができるか? 答えは、”できます” ですが、学校としては少なくとも中級までの受講をおすすめします  何故かというと多くの卒業生は卒業後学習した技を使って仕事を続けると、しばらくして壁に当たります その壁はいくつかありますが、 最初の壁は「タイ式マッサージの技をもう少しいろいろ取り混ぜたい」です そこで時間が許す限り1度に中級まで履修していただければ、 少しでも無駄が省けると思います しかし、なかなか時間が取れない方も多くいらっしゃいます その場合は何回かに分けて受講されています


F2.卒業後、日本で店が開けるんですか?
リラクゼーションの為の(タイ式)マッサージ店として開けます。 修了証に関しては、当スクールの修了証も、その他の教育施設の修了証も日本でタイ式マッサージ店を開く場合、法律的には開店のために必要な書類ではありません
また国際的にどの国にでも有効な資格はなく、マッサージ資格も同様です
参考までに、日本の医師免許は外国では通用せず、ある外国で医師になりたければその国の国家試験をパスする必要があるのと同様です
私たちが目指すものは、資格だけでなく、真のタイ式マッサージの技術や知識それも実際にどこへいっても使えるものです
なお、プッサパー タイ伝統医学及びリフレクソロジー研究所の前身であるプッサパータイ式マッサージ専門学校は、 タイ国はもとよりアメリカやカナダ、ヨーロッパの国々で認定されて、 日本においては多くの卒業生への業界における高い評価があり、就職活動や宣伝活動において有利です


F3.生徒さんは卒業後、どのように活躍されているのか教えていただけますか?
卒業生の店、ホームページでご案内していますが、本当にいろいろな方が今まで履修されました
8割がマッサージ関連の仕事に、1.新たに就く、 2.パワーアップして旧職場に戻る、でした
2割はすぐにはマッサージ関連の仕事に就かず、様子を見る、または家族や知人にマッサージを施す
大きく分けるとこんな感じです

その8割の方ですが、
マッサージ師A型: これからその仕事に就くために技を身につける
マッサージ師B型: 他の学校で習ったがどうも自分で納得がいかない、もやもやしている、それの解除
マッサージ師C型: 現在の技を更にスキルアップしたい ハーブ(サムンプライ)マッサージ、諸症状軽減のマッサージを学びたい
マッサージ店のオーナー: 管理者としてタイ式マッサージの充分な知識を得たい 自分もするが更に腕を磨くため
看護師: 治療後の患者さんのリハビリなど病院内でマッサージが有効な場面でそれを行なう
助産師: タイ式マッサージに加えて、ハーブ(サムンプライ)マッサージコースで産後の女性のケアーを学びケアーに取り入れる
整体師: 現在の整体にタイ式マッサージが相性がいいのでそれを取り入れるために習う
老人介護センターの介護士: 老人をタイ式マッサージやフットマッサージで癒してあげる
鍼灸、按摩マッサージ指圧師: 鍼灸や指圧と共通性の多いタイ式マッサージを現在の治療に取り入れて治療の幅を広げる
柔道整復師: タイ式マッサージを現在の治療に取り入れて治療の幅を広げる


F4.ルーシーダットンのインストラクターになりたいのですが、ルーシーダットンコースを卒業したら資格は頂けるのでしょうか? 日本で仕事が出来るのかどうか?海外でも効力があるのかどうかとか?教えてください
資格に関して多くの方が誤解しています コマーシャルで(営業的に)いかにもそれがあるようにして、教えている教習所(文部省以外のスクー ル)などがありますが、 タイ国でも日本でも、ルーシーダットンの公式資格はありません  しかし卒業後日本で、インストラクターをすることは、日本の事情を認識・判断されて、ご本人の意思と責任でされることは可能で、当校として規制するものではありません


G1.受講の予約は必要ですか? コース日程はどうなっていますか?
必ず予約が必要です。
原則的に、タイ式フットマッサージ、ルースィーダットン総合健康コース以外の各コースは、月曜日(スタート日)から金曜日(試験日)までを1つのコースとしています
また、その日程は、基礎コース→中級コース→その他のコースと連続して受講していただけます

日程に関しては、できるだけフレキシブルに対応させていただきます
不明な点は、スクールまで電話(070-4024-5749、藤垣まで)または、Eメールください


G2.授業は、毎日6時間が基本のようですが、午前又は午後のみ3時間とかそれも不規則受講は可能ですか?
原則的には1日6時間の授業をお願いしていますが、午前又は午後のみでも受講できます
スクールまで電話(070-4024-5749、藤垣まで)または、Eメールください


G3.土日はスクールはお休みですか?
土日は原則的には休みですが、週により土日も開催可能です
スクールまで電話(070-4024-5749、藤垣まで)または、Eメールください


G4.他校での受講経験がある場合でも、基礎コースから受講しなければいけないでしょうか?
前身のプッサパータイ式マッサージ専門学校以来、タイ国文部省の指導もあり、理論も実習とともにカリキュラムに持って授業が行われます  基礎コースの理論や実習の中にはタイ式マッサージを始めるにあたってたいへん重要で見逃せないもがもあり、 これを省くことはできません これらの基礎理論やテクニックを習得してそれをもとに次のステップに進むことができます
しかしながら、タイ式マッサージに関するタイ国内外の学校教育要綱やカリキュラムは現状では統一されておらず、 同じ基礎コースの内容も国や学校によって大きな差があります また、他校で学ぶことはいろいろな学校や先生から新たなことを学ぶ機会があり、それも有意義だと思います  そのような観点から、基礎コースから受講していただきたいのです
しかし、タイ式マッサージの経験があり、当校基礎コースに相当する知識と実技技術があると考えられる場合は、 飛び級試験(筆記及び実技)を受けていただいてパスすれば飛び級は可能です ご希望の方は スクールまで、Eメールください


H1.受講の申し込みは、どのようにしたらよろしいでしょうか?
募集要項、受講手続きに従ってお申し込みください


H2.授業料はいつどのように支払いすればよろしいでしょうか?
受講申し込みが完了しますと、休日を含まない1~2日以内に、仮確認書がメールで送られます  そのメールにて振込先の口座情報をお知らせしますので、その指定口座に振り込んでください
お振込・入金が確認され次第、最終受講確認書をメールします